ものまねと言語教育

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先日、日本テレビの「秘密のケンミンSHOW」で、大阪の幼稚園児は普段大阪弁だが、

おままごとをする時には、標準語を喋るという現象を紹介していた。

 

専門家曰く、「テレビで放送されるドラマが標準語だから」だそうだ。

これは、英語教育の手段における大いなるヒントとならないだろうか。

 

一つ目には、インプットされる情報と、アウトプットされる情報の同一性である。

幼稚園児はテレビのドラマを見て、登場人物の行動などと併せて標準語をインプットする。

インプットされた標準語は、インプットされた時と同じ状況、行動を自分がする時にアウトプットされる。

 

つまり、ものまねである。

 

二つ目には、自己学習の成果である。

ドラマを見ているときに、各家庭の親がわざわざ標準語を翻訳しているとは考え難い。

となると、幼稚園児が一人で画面を見ながら学習したと判断するのが適当である。

つまり、幼稚園児は己の力で、標準語を習得したことになる。

 

無意識にものまねを行い、おままごとという環境でのコミュニケーションで機能していることは、

我々が英語をビジネス上でコミュニケーションとして機能させたいと願っていることの手本となる。

 

この現象から以下の発展的な研究に進みたい。

・ものまねを行う際、人間は精神的、肉体的にどのような一連の作業をこなしているのか。

・無意識的に行うものまねが、意識的に使われる手段となるまではどのくらいの期間がかかるのか。

・大人でもものまねの能力は残っているのだろうか。

 

■備考■

園児が行動と言語がセットとして、記憶している可能性も大いにあるが、

テレビ番組では、「標準語を使用する」という言語の部分だけにフォーカスしており、

実際のままごと内のストーリーなどへの変化などは言及されていなかった。

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このページは、Leopnが2009年10月 1日 06:02に書いたブログ記事です。

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